ここでは、Geminiってなに?という人向けに、Googleが開発したAIチャットのGeminiをご紹介いたします。
2023年5月11日に登場したGoogleAIの「Bard」が、2024年2月8日に「Gemini」に生まれ変わりました。
その変更の更新と、Bardのころに利用してみた記事となります。
GeminiとはGoogleのチャットAI
『Gemini』
創造力や生産性を高めましょう Gemini(Google AI)とのチャットで、文章やリストを作成したり、計画を立てたり、新しいことを学んだりできます
・Gemini アプリに関するよくある質問
・リリースの更新内容 2024.02.08
詳細はこちら
Bard から Gemini へ:Ultra 1.0 とGemini アプリを発表 – Google Japan Blog
『Gemini』とはGoogleが提供する、生成的人工知能(AI)がチャットでさまざまな質問に回答してくれるサービスです。『ChatGPT』と似ていますね!
Geminiの前身の『Bard』が2023年3月から一部のユーザー向けに英語のみで利用されていましたが、5月11日より一般向けに開放され、日本語にも対応していました。
当時のBardに質問すると、世界180の国・地域で利用されているとのことでした。
そのBardが2024年2月8日にGeminiに生まれ変わりました。Geminiのチャット例がこちら、
生成AIを簡単な言葉で説明して
引用:Gemini
生成AIとは、コンピュータが学習したデータから新しいコンテンツやアイデアを生成する技術です。
たとえば、画像生成AIは、大量の画像データから特徴を学習し、新しい画像を生成することができます。テキスト生成AIは、大量のテキストデータからパターンを学習し、新しいテキストを生成することができます。
生成AIは、まだ発展途上の技術ですが、さまざまな分野で活用されています。たとえば、画像や動画の合成 音楽や絵画の作成 新しい製品やサービスの開発 創作活動の支援などに利用されています。
「スキマ時間で英語を学ぶ方法」について説得力のあるプレゼン骨子を作って
引用:Gemini
プレゼン骨子
タイトル:スキマ時間で英語を学ぶ方法
目的:スキマ時間で英語を学ぶための方法を分かりやすく伝え、参加者が英語学習に取り組むきっかけを提供する。
構成:
・導入(3分)英語学習の重要性とスキマ時間のメリットを説明する。
・メイン(15分)スキマ時間で英語を学ぶための具体的な方法を紹介する。単語学習、リスニング学習、スピーキング学習のそれぞれの方法を、アプリやWebサイトなどのツールを活用した方法も含めて説明する。
・まとめ(5分)スキマ時間で英語を学ぶためのポイントをまとめる。参加者に英語学習への意欲を持ってもらう。
タンパク質がたっぷりとれる3日間のメニューを朝食、昼食、夕食に分けて表にして。ちなみに鶏肉は好きだけど豚肉は苦手。
引用:Gemini
かしこまりました。以下に、タンパク質がたっぷりとれる3日間のメニューを朝食、昼食、夕食に分けて表にまとめました。鶏肉は好きですが、豚肉は苦手とのことで、鶏肉を中心にメニューを組んでみました。
1日目 卵焼き(2個)、納豆、豆乳(200ml) 鶏の唐揚げ(100g)、サラダ(100g)、ご飯(150g) 鶏のソテー(150g)、ブロッコリー(100g)、玄米(200g)
2日目 ヨーグルト(100g)、フルーツ(100g)、鶏の胸肉のグリル(100g) 鶏のチーズ焼き(150g)、野菜炒め(100g)、玄米(200g) 鶏のカレー(150g)、サラダ(100g)、ご飯(150g)
3日目 オムレツ(2個)、ほうれん草のソテー(100g)、牛乳(200ml) 鶏の照り焼き(150g)、ご飯(150g)、サラダ(100g) 鶏の水炊き(150g)、野菜(100g)、ご飯(150g)
Bardを使ってみた!2023年5月時点
Googleにログインします。
「ここにメッセージを入力してください」に質問を入力して、エンターか紙飛行機をクリックするとBardが回答してくれます。
「右上のペンマーク」」で質問を編集することができます。
編集したら「更新」をクリックします。
同じ質問でベツの回答をみたいときは「他の回答案を表示」をクリックします。
すると「回答案1~3」と、「回答案を再生成」することもできます。
回答の下部にイイネ・ヨクナイネ ボタンと「回答をエクスポート」のボタンがあります。
試しに「Gmailで下書きを作成」をクリックしてみると、その回答が本文にまるっとコピーされたGmailの下書きページが開きました。(ページを開けなくてもGmailに保存されます)
Bardの左メニュー
「チャットをリセット」でチャット欄は削除され、Bardによると過去の質問は記憶しないということです。ホント?
リセットしても「Bardアクティビティ」では、過去のチャット履歴をみることができます。
Bardアクティビティは保存のオンオフを選択したり、自動削除の期間やオンオフを設定できます。
チャット履歴の右の「×」でひとつずつ削除することもできます。
BardとChatGPTをくらべてみた
簡単に「Bard」を説明してください。
『Bard』の回答
はい。Google Bardは、テキストとコードの大規模なデータセットでトレーニングされた大規模な言語モデルです。テキストの生成、言語の翻訳、さまざまな種類のクリエイティブコンテンツの作成、質問への回答を行うことができます。
『ChatGPT』の回答
Google Bardは、人工知能(AI)を使って自動的に歌詞を作成するシステムです。このシステムは、リアルな感情やストーリー性を持った歌詞を生成することができ、ユーザーが与えたテーマに基づいて歌詞を作成することができます。例えば、ユーザーが「愛」や「別れ」などのテーマを与えると、AIはそれに基づいて感情を込めた歌詞を生成することができます。Google Bardは、音楽業界での利用を想定して開発された技術であり、アーティストや作曲家が楽曲制作の際に、歌詞作成のサポートツールとして利用することができます。
GoogleはなぜBardと名付けたのですか?簡単に説明してください。
『Bard』の回答
Googleは、バードが情報を提供して包括的になるように訓練されたプロのストーリーテラーと詩人の階級であるバードの伝統を反映しているため、私にBardという名前を付けました。
『ChatGPT』の回答
Googleは、Bardという名前を選んだ理由として、シェイクスピアのような偉大な詩人のイメージを連想させることができると考えたからです。また、Bardという言葉は、詩人だけでなく、音楽家や物語語り手を意味するため、音楽や物語の創作に利用することができるという意味合いも含まれています。Googleは、Bardを通じて、人工知能の技術を音楽や詩の創作に活用することで、新しい芸術的な可能性を拓くことを目指しています。
Google Bardについてのブログの記事を作成してください。
『Bard』の回答
はい、Google Bard に関するブログ投稿です。
Google Bard:次世代の AI チャットボット
Google Bard は、Google AI が開発した大規模な言語モデルであり、会話型 AI またはチャットボットとも呼ばれます。大量のテキストデータでトレーニングされており、幅広いプロンプトや質問に応じて、人間のようなテキストを通信および生成することができます。たとえば、事実のトピックの要約を提供したり、ストーリーを作成したりできます。
Google Bard はまだ開発中ですが、次のような多くの種類のタスクを実行することを学びました。
あなたの指示に従い、あなたの要求を慎重に完了するために最善を尽くします。
オープンエンド、やりがいのある、または奇妙な質問であっても、私の知識を使用して、包括的かつ有益な方法で質問に答えます。
詩、コード、スクリプト、楽曲、メール、手紙など、さまざまなクリエイティブなテキスト形式のテキストコンテンツを生成します。私はあなたのすべての要件を満たすために最善を尽くします。
Google Bard は、カスタマーサービス、教育、エンターテインメントなど、さまざまなアプリケーションで使用できる強力なツールです。まだ開発中ですが、将来がどうなるか楽しみです。
Google Bard に興味がある場合は、Google の Web サイトにアクセスして、試してみてください。
『ChatGPT』の回答
以下は、Google Bardについてのブログ記事の例です。
「Googleが開発したAIシステム、Google Bardが話題になっています。
Google Bardは、自動的に歌詞を作成するシステムで、ユーザーが与えたテーマに基づいて、リアルな感情やストーリー性を持った歌詞を生成することができます。
Googleは、この技術を音楽業界での利用を想定しており、アーティストや作曲家が楽曲制作の際に、歌詞作成のサポートツールとして利用することができます。
また、Google Bardは、人工知能技術の進歩を感じさせるものであり、芸術的な可能性を広げることができる新しい技術として注目されています。」
それをHTMLタグにしてください。
『Bard』の回答
HTML
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Google Bard:次世代の AI チャットボット</title>
</head>
<body>
<h1>Google Bard:次世代の AI チャットボット</h1>
<p>Google Bard は、Google AI が開発した大規模な言語モデルであり、会話型 AI またはチャットボットとも呼ばれます。大量のテキストデータでトレーニングされており、幅広いプロンプトや質問に応じて、人間のようなテキストを通信および生成することができます。たとえば、事実のトピックの要約を提供したり、ストーリーを作成したりできます。</p>
<p>Google Bard はまだ開発中ですが、次のような多くの種類のタスクを実行することを学びました。<ul>
<li>あなたの指示に従い、あなたの要求を慎重に完了するために最善を尽くします。</li>
<li>オープンエンド、やりがいのある、または奇妙な質問であっても、私の知識を使用して、包括的かつ有益な方法で質問に答えます。</li>
<li>詩、コード、スクリプト、楽曲、メール、手紙など、さまざまなクリエイティブなテキスト形式のテキストコンテンツを生成します。私はあなたのすべての要件を満たすために最善を尽くします。</li>
</ul></p>
<p>Google Bard は、カスタマーサービス、教育、エンターテインメントなど、さまざまなアプリケーションで使用できる強力なツールです。まだ開発中ですが、将来がどうなるか楽しみです。</p>
<p>Google Bard に興味がある場合は、Google の Web サイトにアクセスして、試してみてください。</p>
</body>
</html>
『ChatGPT』の回答
はい、以下はブログ記事をHTMLタグにした例です。
html
Copy code
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Google Bardについてのブログ記事</title>
</head>
<body>
<h1>Google Bardについてのブログ記事</h1>
<p>Googleが開発したAIシステム、Google Bardが話題になっています。Google Bardは、自動的に歌詞を作成するシステムで、ユーザーが与えたテーマに基づいて、リアルな感情やストーリー性を持った歌詞を生成することができます。Googleは、この技術を音楽業界での利用を想定しており、アーティストや作曲家が楽曲制作の際に、歌詞作成のサポートツールとして利用することができます。また、Google Bardは、人工知能技術の進歩を感じさせるものであり、芸術的な可能性を広げることができる新しい技術として注目されています。</p>
</body>
</html>
ChatGPTがずっと「Bardは、AIで自動的に歌詞を作成するシステム」だといっていました。笑
BardはBirdではないんですよね、意味は詩人のように、という感じでしょうか。
当時の『Bard』の詳細が掲載されていた記事はこちら
Google Bardとは?日本語対応?はじめ方や使い方についてご紹介 – PROMPTY
『PROMPTY』は、Generative AI技術を活用するプロンプトエンジニア向けに技術紹介、インタビューなどのコンテンツを提供する情報ポータルサイトです。
『PROMPTY』ChatGPT活用術💡プロンプト専門メディア – X(旧Twitter)
さいごに
以前別のChatGPTを使ったSlidesGPTというツールで、GoogleのPaLMについてのスライド資料をつくってもらったことがあります。
記事はこちら→スライド資料を3分でつくってくれるAI『SlidesGPT』
SlidesGPTによる資料はこちら→https://slidesgpt.com/l/HqbY
中身は「PaLMは、自然言語処理において高い精度を持つAI言語モデルであり、多言語対応や様々な応用が可能です。PaLMの制限事項や倫理的考慮事項にも注意が必要です。」というまとめでした。これのPaLM2がBardに使われていたのです。
そして2024年2月17日、Googleから「BardがGeminiモデルに直接アクセスできるよう生まれ変わりました」とメールが届いたのです。どうやらBardはGeminiに変わったようです。なのでBardの記事をGeminiに上書きして記事を更新いたしました。
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