ここでは、カンタンにバーチャルカードをつくりたいという人向けに、〇〇Payなどの電子マネーサービスをご紹介いたします。
刷新のため7月1日にサービス終了した楽天バーチャルプリペイドカードの代わりになるバーチャルカードを探していたのですが、2つほどPayサービスを試したところ失敗して終了までに間に合いませんでした。そのときに判明したのが「本人確認が必要」「まさかこんなにたくさんのPayサービスがあるとは、、」
楽天バーチャルプリペイドカードの代わりを探すが結局残高は残ったままに
楽天バーチャルプリペイドカードが刷新のため2024年7月1日にサービス終了となりました。終了前、まだいくつか残高が残ってるカードがあり、細かいものはAmazonへチャージし、金額の大きいものは代替サービスを探しました。(7月1日引き落としのサブスクはギリ間に合ったようです)
いくつかのサブスクのクレジットカード情報の欄に、楽天バーチャルプリペイドカードを登録しているのですが、これらのクレジットカード情報の更新をしなければなりません。しかしクレジットカードは登録したくない、、できれば楽天バーチャルプリペイドカードの残高で代替のバーチャルカードをつくりたい。
第一候補だった「Vプリカ」はなぜか楽天バーチャルプリペイドカードが使えませんでした。セキュリティロックがかかっているような感じだったのですが、そもそも利用していないので解除もできず。
仕方がないので他にバーチャルカードが発行できるものはないかと検索してみると、「ファミペイ」と「LINEペイ」がみつかりました。(後日他にもたくさんあるのがわかった…)
まずファミペイをスマホにインストールしてみましたが、ファミペイに楽天バーチャルプリペイドカード(Mastercard)でチャージしようとしたら、、JCBでないとダメだったのです。
とりあえずファミマのレジ(マルチコピー機ではない)でチャージすると、即バーチャルカードは発行されたのですが、、このバーチャルカードでは使用不可のサブスクがいくつかありました。おそらく本人確認が必要なのだと思われます。
Steamには使えました!7月11日までセールを開催しているのでほしいゲームが買えて良かった。ファミペイのバーチャルカードで支払うときは「JCB」ではなく「クレジットカード(国内)」を選択すること。
LINEペイはチャージの方法にクレジットカードがありませんでした。そして2025年4月30日にサービスが終了するようです。
楽天バーチャルプリペイドカードは楽天カードがないと発行できなかったけれど、楽天カードで本人確認しているのでバーチャルプリペイドカードの発行には本人確認が必要ありませんでした。そういったすでに本人確認を済ませているサービスでバーチャルカードを発行するほうがいいのでは?と気づく。
そこで、povoで本人確認済みならau IDと紐づけることでauペイでも本人確認したことになるのでは?と考えましたが、やはりダメでした。auペイはauペイで本人確認が必要でした。むやみやたらに本人確認書類や顔撮影を登録したくないんですがね、、やり方があるのでしょうか。
そんなこんなで7月1日になり楽天バーチャルプリペイドカードはサービスが終了してしまいました。刷新とのことですがいつ再開するんだろう、、残った残高は、チャージしたクレジットカードに返金されるのでご安心ください、とのことです。
バーチャルカードとは、仮想クレジットカードのこと
バーチャルカードとは仮想クレジットカードのことで、プラスチックのクレジットカードとは違い物理的には存在せず、ネット上で利用できるクレジットカードのことです。
バーチャルカードは発行にほぼ手数料がかからず、年会費や維持費などもかかりません。ネット上の支払いにのみ利用でき実店舗での利用は不可といわれていましたが、最近ではApple payやGoogle payに登録できるバーチャルカードも登場し、実店舗でも利用できるものもあるようです。
バーチャルカードには、事前にチャージして使う前払い方式だけだと思っていたら、後払い方式もあるんですね。
前払い方式(プリペイド)
利用したい金額を事前にチャージする。バーチャルカード発行に審査や本人確認が不要なものもあり、即時発行できるのが魅力。
後払い方式(ポストペイ)
バーチャルカードを利用した後、紐づけしたクレジットカードや銀行口座から後日まとめて引き落とされる。後払い方式は入会時に審査があることが多い。
バーチャルカードのメリットとデメリット
メリット
・セキュリティ面で安心
・カード情報が漏洩しても被害を最小限に抑えられる
・実態がないのでひったくられたり落としたりしない
・発行がカンタンで即利用できる
・オンラインショッピングなどの支払いにクレジットカード情報を入力せずに済む
デメリット
・有効期限がある
・実店舗では利用できない(電子決済システムやモバイル決済アプリにバーチャルカードを登録することで利用できる場合あり)
・スマホの充電切れやネットワーク障害、停電などによって支払いができないことがある。または発行元の緊急メンテナンスやシステムダウンなどで使えなくなる場合がある。しかしこれは一時的なものなので復旧すれば利用可能となる
・スマホアプリから発行するものが多いのでスマホがないと利用できない
・クレジットカードとは違い付帯保険はない
試してみた!バーチャルカードがあるPayサービス
ファミペイ
ファミペイカード(ファミペイバーチャルカード)
ファミリーマートのPayサービス。最初はファミマでしか使えなかったが、今ではさまざまな店舗で利用でき、ファミペイだけではなく他のPayサービスも利用できる。dポイントや楽天ポイント、Vポイントが併用可能。クレジットカードでチャージする場合はJCBからのみ可能。本人確認登録をしないとクレジットカードの代わりとして使えないサービスあり。
FamiPay(電子マネー)のクレジットカードチャージに登録できるカードを教えてください
au PAY
au PAYのバーチャルカードとは?
au PAYのバーチャルカードを発行するには本人確認が必要です。au PAYアプリの「アカウント」の「メニュー」から「au PAY プリペイドカードの申込み」を選択、SMS認証後プリペイドかバーチャルカードを選択後、本人確認をします。
・au IDの確認方法
・au IDとpovoアカウントが連携されているか確認することはできますか?
・povo2.0で「auかんたん決済」が利用可能に~「App Store」「Google Play」での通信料合算支払いも対応~
auキャリアならau IDと紐づけすることで、本人確認なしにau PAYにてバーチャルカードが発行できるとどこかで見たように思ったのですができませんでした。ポンタポイントとかいらないので手間なく発行したかった。(できるんですか?)
その他バーチャルカードを発行しているPayサービス
Visa LINE Payプリペイドカード
Apple PayやGoogle Payに登録することで、全国のiD加盟店、Apple PayやGoogle Payのオンライン加盟店、Visaのタッチ決済加盟店で利用できます。利用するとLINEに通知が届くので安心。LINEを使ってる人は余計なアプリのダウンロードなしで利用できる。ただしクレジットカードからはチャージできない。LINE Payは2025年4月でサービス終了となる。
LINE Payサービス終了に関するお知らせ
PayPayあと払い
「PayPayあと払い」がPayPay決済を導入するオンラインサービスでも利用可能。
「PayPayあと払い」とは、PayPayアプリで利用した金額を翌月まとめて支払えるサービス。PayPayアプリ上で「PayPayあと払い」を申し込み、審査完了後「PayPayカード」のバーチャルカードが利用可能になります。オプションとしてプラスチック製の「PayPayカード」も発行可能。
Kyash Card Virtual(前払い VISA)
メールアドレスや電話番号だけでネットの支払いに使える「Kyash Card Virtual」が発行。あらかじめ使う分だけ銀行口座やコンビニから入金する。Apple PaやGoogle Payに登録すればスマホ決済もできる。
・バーチャルカード(Kyash Card Virtual)とは
※Kyash Visaカードをまだ発行していない人のみ発行可
・3Dセキュア認証の方法
公共料金の支払いやガソリンスタンドでの支払いには使えない。
・本人確認情報の定期的な確認・更新について
バンドルカード(前払い・後払い VISA)
お金をチャージするとVisaカードとして使えるアプリ。生年月日や電話番号(SMS認証)のみ、本人確認不要で無料で始められる。三菱UFJ銀行と資本業務提携したKanmuのサービス。後払いの「ポチっとチャージ」は手数料・審査が必要。
三井住友VISAバーチャルカード
満18歳以上(高校生は除く)で、インターネットに接続可能でメールアドレスがある人のみ申し込み可能。年会費330円(税込)だが、ショッピング補償が最高100万円、第三者に不正に使用された場合の悪用補償付きで安心。引き落とし口座などの登録必須。
Revolut(レボリュート)
イギリス発のデジタル銀行・海外送金サービスで、バーチャルカードの発行にも対応している。
使い捨て型のバーチャルカードも発行可能
メルペイバーチャルカード(Mastercard)
無料で発行できるが、「アプリでかんたん本人確認」および「お店でも使えるメルペイのあと払い」の設定が必要。メルペイバーチャルカードはメルカリでの買い物には使えない。
・バーチャルカードでのお支払いがご利用可能なネットショップ
・アプリでかんたん本人確認とは?
・メルペイのあと払いをメルペイが使えるお店で利用するには?
JAL Payバーチャルプリペイドカード(Mastercard)
・JAL Payバーチャルプリペイドカードの番号はどこから確認できますか?
・JALマイレージバンク(JMB)アプリ
ペイディカード(バーチャルカード)(Visa)
・ペイディカード(バーチャルカード・リアルカード)について知りたい
・ペイディカード(バーチャルカード)の発行・利用方法が知りたい
d払いバーチャルカード(Visa)
・d払いバーチャルカードはどのように利用できますか?
d払いバーチャルカードはd払い(アプリ)のアカウント>バーチャルカードから確認できる。
・d払い
ANA Pay(Visa)
・ANA Payの登録方法
・ANA Payのお支払い方法の「オンラインショップでのお支払い方法」へ
事前にチャージした金額分を使えるANA Payのバーチャルプリペイドカードは、ANA Payに登録すると自動発行される。
WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)(前払い Mastercard)
本人確認なしで発行可能。
WebMoneyプリペイドカードLiteにおける一部海外加盟店のご利用制限について
Vプリカ(前払い VISA)
新Vプリカはカード番号そのままで繰り返し使えるようにリニューアル。本人確認・審査不要で即発行、使わないときはセキュリティロックで安心。Amazonでも使える!
・Vプリカにチャージ
チャージ方法によって手数料がかかる場合あり。
・使い切りタイプの「Vプリカギフト」
エポスバーチャルカード(後払い VISA)
エポスカードとエポスNetの登録が必要。
TS CUBIC Pay
TOYOTA Walletから簡単に発行できるバーチャルカード
トヨタのPayサービス。18歳以上で本人に安定継続収入のある人のみ発行可、年会費無料。
ultra pay(前払い・後払い VISA)
電話番号(SMS認証)だけで審査も年齢制限もナシ、無料で誰でもつくれるVisaカード。オンラインショッピングには「でじなカード」、コンビニなどで使うときには「そとなカード」(要別途発行手数料)がベンリ!後払い(ミライバライ)は審査が必要。
楽天バーチャルプリペイドカード(サービス終了)
上記のバーチャルカードのうち2つを試してみました。
「バンドルカード」と「ultra pay」のバーチャルカードをつくってみた!
電子マネーで支払う「電子決済サービス」「キャッシュレス決済」といわれるものには、クレジットカードをはじめ、おサイフケータイや交通系ICカードなどがありました。今ではモバイルSuicaが登場し、「バーコード決済」「QRコード決済」が主流となるさまざまなPayサービスが普及しています。
上記でご紹介したPayサービス以外にも、まだまだたくさんのPayがあります。
・楽天ペイ
・UNIQLO Pay
・ゆうちょPay
・J-Coin Pay
・Payどん
・はまPay
・Amazon Pay
・atone
・Pring(プリン)
・AliPay
・WechatPay
・Apple PayとGoogle Payは、クレジットカードやプリペイド(バーチャル)カード、Payサービスなどの電子マネーを紐づけて携帯端末で利用します。
まとめ
バーチャルカードはカンタンに発行できるものもあるが、定期的に請求されるサブスクや公共料金、ガソリンスタンドなどでは使えなかったりする。本人確認登録をすると利用できるサービスが増える。
今回はファミペイのバーチャルカードを試してみて、Steamには使えたものの他のサブスクでは使えなかったので、また別のサービスを試してみたら追記いたします。本人確認書類の提出をすると利用できると思いますが今回はそこまではしません。
サブスクのほうは利用したときだけ料金がかかるものなので、以前登録した(サービスが終了してしまった)バーチャルカードのままにしておきます、、早く刷新して復活してほしい。
Payサービスのなかには買い物以外でも、友人との割り勘や送金などに使えるものがあったりするので便利なんですがね。
また小さな個人店ではコストがかからず導入しやすいQRコードが使われています。スマホ決済に対応していない機種を使ってる人でもQRコード決済ができるので便利です。
将来は、クレジットカードのタッチ決済とPayPay、切符はQRコードが印刷されたもので大体済むんじゃないかという人がいました。
電子マネーは店舗によって使えなかったりする・ハッキングなどの心配・決済方法がたくさんあり過ぎるゆえの「Pay疲れ」により、若者のあいだでは1秒で決済できる指輪型の決済端末や顔認証などの生体認証による支払いが増えているという記事がありました。
日本は銀行や現金への信頼性が高いけれど、もはや現金使用率が1%ほどだったりする国もあるようです。銀行のATMから偽札が出るような国では瞬く間に電子マネーが普及し、タクシーや露店での支払いはおろか結婚式のご祝儀でも電子マネーが使われているのだとか。
ads 楽天カードに「YOSHIKIデザイン」が登場!
「QRコード詐欺」に注意!そのQRコード、シールやコピーが重ねて貼られていませんか?
「バンドルカード」と「ultra pay」のバーチャルカードをつくってみた!