ここでは、日本のパスポートが最強ってどういうこと？という人向けに、イギリスの「ヘンリー＆パートナーズ（H＆P）社」が発表した「世界パスポートランキング」をご紹介いたします。
日本（とシンガポール）のパスポートはビザなしで渡航できる国が世界一多く、その国の数は193か国にのぼります。
日本は他国と比べて不法滞在者が少なく、渡航先でもマナーの良い国民と評価されていることも1位となる要因になったといわれています。
-追記-
※2023年夏の最新ランキングでは日本は3位に後退したそうです（世界227カ国・地域のうち、ビザなしで渡航できる国や地域の数）
最強パスポートランキング最新版、日本は3位に後退 – CNN
「世界パスポートランキング」とは
2023年1月、イギリスのジャージー島に本社があるコンサルティング会社「ヘンリー＆パートナーズ（H＆P）社」が、IATA(国際航空運送協会)のデータベースをもとに、199の国と地域のパスポートと渡航事情について最新の調査結果を発表しました。
その調査結果では、日本のパスポートが世界で最も信頼度が高いと評価され、日本国民がビザ（査証）を取得せずに渡航できる国が193か国にのぼるとの結果になったそうです。
【最新版】日本のパスポートは世界ランキング1位！2023年海外渡航状況 – ESTA online center
※現在は「【最新版】日本のパスポートは世界ランキング3位 2023年海外渡航状況」となっています。
パスポートランキング1～10位
【世界パスポートランキング】
引用：ESTA online center
※ビザなしで渡航できる国の数（2023年1月時点）
1位 日本、シンガポール (193か国)
2位 韓国 (192)
3位 ドイツ、スペイン (191)
4位 フィンランド、イタリア、ルクセンブルク (190)
5位 オーストリア、デンマーク、オランダ、スウェーデン (189)
6位 フランス、アイルランド、ポルトガル、イギリス (188)
7位 アメリカ、ベルギー、チェコ、ニュージーランド、ノルウェー、スイス (187)
8位 カナダ、オーストラリア、カナダ、ギリシャ、マルタ (186)
9位 ハンガリー、ポーランド (185)
10位 リトアニア、スロバキア (184)
上位3か国がアジアで、あとは欧州が多いんですね。
1位と2位の差の「1国」はどこ？と思いがちですが、ビザがないと入れない国が日本は33か国あり、シンガポールはシンガポールで33か国あり、韓国は34か国とそれぞれ入れない国は異なります。
ビザがないと入れない国が合計で33か国や34か国なのだそうです。
また逆に、日本への入国の際にビザが免除となるのは68の国や地域だということです。
このランキングの最下位は108位のアフガニスタンで、ビザなしで渡航できる国は27か国となります。
1～108位までの全ランキングはこちら – ESTA online center
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さいごに
実際にパスポートチェックのとき、（たまたまなのかも知れませんが）他の外国人のパスポートは厳重にチェックしているのに、日本人のはチラ見で返されたりします。
こちらでもちらっと書いています
【首からカメラぶらさげ】海外旅行あるある
しかし、ビザなしで193か国への出入国が可能となる日本のパスポートは狙われやすく偽造犯罪も増えているとのこと。
技術の向上により偽造が難しくなった日本のパスポートを手にいれるために、日本人と偽装結婚をして戸籍やパスポートを得る犯罪も横行しているとのことです。
盗難にはじゅうぶん注意したいものですね。
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