ここでは、
・「時空のおっさん」を聞いたことはあるけれどもっと詳しく知りたい人
・不思議な話が好きな人向けに、
「時空のおっさん」と「ヴォイニッチ手稿」について紹介いたします。ちょっとひと息いれたいときの読みものとしてピッタリの記事です。
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)発祥
検索するといっぱいでてきますね。
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の「不可解な体験、謎な話~enigma~」というスレッドに書かれていたネタだったと思います。
5ちゃんねるには現実には存在しないものがたくさん存在します。
たとえば、あたかも本当にサービスが提供されているかのような、現実には存在しないオンラインゲームのスレッドを見たことがあります。
皆わかっていてさもプレイしているがごとく攻略を書いていくのです。
『時空のおっさん』もそういったネタのうちのひとつだとは思うけれど、それにしてはよくできている不思議系の話です。
時空のおっさんとは
『時空のおっさん』のキーワードは「都市伝説」「オカルト」「異世界」「並行世界」「パラレルワールド」「夢」などです。
異世界に迷い込んだ人の前に現れて、元の世界に戻してくれる作業服を着た謎のおっさんといわれています。
スレッドに書きこむ体験者(!?)たちは、ある日誰もいない世界に迷いこんでしまうのですが、その世界には人っ子ひとり見当たりません。
携帯電話に謎の文字が表示されたり、空が真っ赤だったりします。
不安になっていると作業服を着たおっさんが現れて、「なぜこんなところにいる!」といったかと思うといつの間にか元の世界に戻っている、というものです。
自ら望んでその異世界にいくことはできないようです。その異世界ではものを食べてはいけない(帰れなくなる)といわれています。
こういった話がごまんとあるのですが、時空のおっさんとしての特徴はみな似ていますね。子どもには優しいようです。
時空のおっさんのコピペ
校庭のおっさん
(2006年の投稿)
怖い話しかどうかわかんないけどさ、
日中、学校の授業中に余分に数分?過ごした事あるよ。
その当時中学生で、前日遅くまでゲームやってたのね。
んで案の定授業中にすごく眠くなってしまったのよ。
んでうとうとしてたんだけどそこで急に、
「****!この問題やってもらおうか。」
的な事を言われて前に出させられたんだよ。
んで黒板の前に立つんだけど、
わかんないし寝ぼけてるしでぼーっとしてんのね。
んで恥ずかしいけどあやまってしまおうと思ってさ、
「すいませんわかんないっす。」
て言いながら横に立ってる教師の方見たんだ。
けど…。
いねえんだよ。誰も。教室にも誰もいないの。
しーんとしちゃってさ。どこからも音が聞こえないの。
なんかその瞬間日常ではありえない感覚がしてさ。
恐怖に近いんだけどちょっと違う。
持ちきれない違和感って言うのかな。
違和感に押しつぶされる感じですごい気分悪くなった。
んでとりあえず窓から校庭を見たんだ。体育だったのかな?って思って。
そしたらおっさんが校庭の真ん中でなにかしら作業してんのね。
何してるのかな?って思った瞬間、
おっさんがこっちに気づいてすごい不思議そうな顔で見たんだ。
次の瞬間おっさん慌てて上着のポケットに手入れたの。
覚えてるのはそこまで。気づいたら俺自分の席に座ってた。
んでさっきと全く同じ様に当てられて前に出ろって言われるんだけど、
また消えるんじゃないかってすごい不安でさ、
真剣に、
「いや、僕いいです。いいです。」
て言った。めちゃくちゃ笑われたんだけどこっちは泣きそうだった。
んであまりに真剣だったからか、その後保健室連れてかれたな。
今でも不思議だなぁって思うんだけど、一番違和感があるのが
おっさんが驚いたのも不思議そうにしたのも覚えてるんだけど
おっさんの顔も服装も全く思い出せないって事なんだよなぁ。
異世界から戻ったら時間が少し巻きもどっていた
(2009年の投稿)
二十年近く前の話になります。当時、私は小学四年生でした。
近所にすり鉢状の滑り台がある公園があり、とても変っているので小学生には大人気だった。
学校終わってすぐ行かないと取り合いや順番待ち、横暴なジャイアン的上級生の圧政など、面倒なことが増えるので、その日も学校が終わったら親友の大地郎君とその公園で会う約束をして走って帰りました。
家に帰るとランドセルを放り投げ、自転車に乗り猛烈に漕ぎました。
最初は何も考えてなかったのですが、何か変だと思い停まったのです。
するとさっき渡ったはずの信号が遠くの方にみえました。
と、いうより今自分が停まってる所はさっき通った所なんです。
どこから同じ道だったのかわかりません。
ただ、その公園へは毎日のように行ってたので、道を間違えるはずもなく、景色も覚えています。
なのに、「はい、今からさっき通ったとこ」という瞬間がわかりませんでした。
いつのまにか同じ道だったのです。
そして、おかしいのが、全く人気がないのです。
何の変哲もない住宅街ですが、いつもなら立ち話する主婦、道路で遊ぶ子供、大きい道に抜ける車、なにかしら人の動きがある道です。
それが全くない。
家の中は見えませんが、家自体に人の気配がないのは子供ながらに感じました。
騒音も全くありませんでした。
とにかく数百メートル先の信号まで行くことにしました。
でも、漕いでも漕いでも何故か近づけないのです。
はっきりとは見えませんが、信号がだいぶ先に固定されていて、信号のちょっと手前の風景だけが流れている感覚。
どんだけ漕いでも着かないので遂に疲れ果て、漕ぐのを止めました。
そしてだんだん心細くなって泣き出したのです。
わんわん泣いていると先の角から、年の頃四〇ぐらいのおっちゃんが歩いてきたのです。
今思うと携帯電話で話しながら歩いてきました。
当時は携帯電話はなくトランシーバーだと思った。
そして泣いてる私を見つけると「いた、いたわ」と言いながら近づいてきて
「よしよし、怖かったな、お家に帰ろうな」と言い、頭をなでられた瞬間、後ろから車が、いつの間にか騒音もいつも通りに。
なんかよくわからん内に何もかも元に戻ってました。
その後、なんかよくわからなくなったけど、とにかく公園へいくと大地郎君はまだいない。
十分ぐらい経って大地郎君が来ると「お前早いなー」と言われ「いつ着いた?」と聞かれ「十分ぐらい前」と言うと「嘘つくな!俺めっちゃ飛ばして来たって、十分前ってまだ学校帰りやんけ」と言われたのです。
そう、公園の時計を見ると学校を出た時間から考えて十五分しか経ってないことになってたんです。
学校→家→公園は最低でも二十分かかるコース。
もう、何がなんやらわけわからんくなってまた泣き出して大地郎君は自分のせいで私が泣いたと思いオロオロ。
とりあえず全てを説明して二人で「なんやろなー」と言ってました。
あれは一体何が起こったのでしょうか……
エレベーター
この話には時空のおっさんはでてきませんが、エレベーターの向こうが異世界だった話です。
まるで「いるかホテル」のエレベーターのようだな、と思ったコピペです。
(2008年の投稿)
俺の不思議な体験をひとつ聞いてくり
小学校4、5年の頃だったと思う
当時俺はカギっ子で、公団の7階建ての団地に住んでいたんだけど、
エレベーターが1・3・5・7階にしか止まらないタイプだった
俺の家は6階だったんで、いつも5階で降りて1階分歩いてあがってた
ある日、学校帰りに、友達に借りたドラゴンボールを歩きながら読んで帰った
エレベーターに乗って、5階のボタンを押して、また読みはじめた
ドアが開いたので降りようとして顔を上げたら、
いつもの団地の廊下ではない薄暗い空間で、すぐ前に古い鉄扉があり
「口 入」と書かれた札が貼ってあった
何が起こったか理解できなかった
エレベーターの階数表示を見ると、どの階にも灯っていない
凍りついて固まっていたら、エレベーターのドアが閉まり、
次にドアが開くと見慣れた5階の廊下だった
泣きじゃくりながら部屋まで駆け上がり、
母親が帰るまで布団をかぶってガタガタ震えていた
母親に話したら「悪い夢でも見たんじゃないの」と言われたけど
しばらくは怖くてエレベーターに乗れず、6階まで歩いて昇ってたな
当時は、鉄扉の札が「入口」の旧表記だとはわからなかったけど、
あそこで降りてしまっていたら、どうなってたんだろうと時々思う
わかりにくい文章ですんません引用元:5ちゃんねる
ヴォイニッチ手稿
この不思議な時空のおっさんや異世界と、『ヴォイニッチ手稿』というものに関連づける考察もあります。
『ヴォイニッチ手稿』とは、1912年にイタリアで発見された「未だ文字の解読ができていない」古文書と思われるものです。※これは実在するものです
発見した人の名前をとって「ヴォイニッチ」と名付けられたそうです。
わたしたちの世界には存在しない文字や植物、女性たちのようすが描かれています。
5ちゃんねるでは、これに関連した異世界話や、「読める」という者が現れたりしました。
そうこうするうちに、これは壮大な誰かのいたずらとの結論に至ったのではなかったでしょうか。
でも不思議な魅力のある絵なんですよね。
Hans Krausという人物が、オークションで『ヴォイニッチ手稿』を買い、のちにイェール大学に寄贈されたそうです。
イェール大学の『ヴォイニッチ手稿』
📔Dada #Voynich del dia: durant un temps es va popularitzar una hipòtesi que atribuïa l’autoria del manuscrit #Voynich al científic i filòsof Roger Bacon fins que una prova de carboni 14 realitzada el 2009 va acotar la creació del manuscrit entre els anys 1404 y 1438. pic.twitter.com/iytymJWKoY
— Kosmopolis (@kosmopolisCCCB) May 25, 2022
Hi, #Voynich fans, it’s @lisafdavis here with a Twitter takeover of the @voynich2022 account! While you work on your abstract submission for the Voynich 2022 conference (https://t.co/jHrJUdjZqb), here’s some #Voynich content for your Saturday… pic.twitter.com/SkCRAUNBsW
— voynich2022 (@voynich2022) May 21, 2022
Voynich Manuscript belong to 15th century, this 250-page book contains many different figures such as cosmological symbols, plants and naked women. The manuscript, which is now at Yale University, is of interest to many scholars.#archaeohistories pic.twitter.com/8DOuqf1mKX
— Archaeo – Histories (@archeohistories) December 10, 2021
いたずらにしては凝っていますよね!
まとめ
・時空のおっさんとは異世界物語の登場人物である。
・ヴォイニッチ手稿と関連づけられることもある。
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