【まるでタイムリープ】記憶喪失や別人格ネタをまとめてみた8選


ここでは、5ちゃんねるの不思議な話を読みたい、という人向けにいくつかピックアップしてみました。

あの膨大な書き込みをすべて読むのはたいへんですが、こうやってまとめられているとさっと読めていいですよね!

自分に才能があれば映画やマンガにしてみたいお話です。

はじめに

この記事は『5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)』の「今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験」(オカルト)などのまとめになります。まとめがお嫌いなかたはスルーお願いいたします。

本当のことかもしれないし、創作かもしれません。読んでいてとても興味深かったのでコピーして保存していました。こういう事例をマンガや映像でみてみたいなとも思いました。


事故で亡くなったA子

753:
私にはすごく仲のいいA子がいたんだけど、ある日唐突にタヒんでしまった。

交通事故に遭って、その時はぴんぴんしてたんだけど、夜中に急に容体が変わって誰にも看取られずひっそりと逝ってしまった。

事故に遭ったという報せを聞いて慌てて連絡した時には、
「お見舞いの品は、~のプリンで!」
とか軽口を叩くくらい元気だったのに。

A子は私の2つ上で、放置子だった私を何かと構ってくれて、面倒見てくれて、実の姉のように思っていた。

これからも二人で行きたい場所やらやりたいことやらたくさんあった。


訃報を聞いた時から、頭の中がずーっとぼんやりして、自分が泣いてるのか何をしているのかどこにいるのかわからなくなった。

時計がいつも通り時間を刻んでることや新聞がいつも通りに届くことが無性に許せなかった。

でも時間が経つにつれ、徐々に普段通りの生活を送れるようになった。


それでも、日常の些細な場面で「A子はいないのに私は何をしているんだろう」と考え込んだりした。

ある日、目を覚ますとA子がベッド脇の椅子に座っていた。


これは夢かと思っていると、A子は私に気づいて「やっと起きた」と泣いていた。

よく見れば、そこは自分の部屋ではなく病室で、私は病院のベッドで寝ていた。


結果から言うと、事故に遭ったのは私だった。

プリンを欲しがったのも私で、夜中に容体が変わったのも私。

ただ私はタヒんだわけではなく、昏睡状態になっていて、3日ほどで目を覚ました。

A子がタヒんだのは私の夢の中の話で、現実のA子はずっと私を心配してくれていた。


A子からすれば私は無事だったし、私からすればA子が生きていて良かった話なんだけど、

A子がタヒんだときの感情があまりにもリアルすぎて、たまにどっちが現実かわからなくなる。

あんなに苦しくて辛かったのが夢なら、A子が生きているこっちだって夢で、唐突に夢から覚めてまた違う現実があるんじゃないかと怖くなる。


カウンセリングにも通ってるけど、目が覚めた時の足元から現実が崩れ行く感触が忘れられない。

目が覚めた時もスレタイだけど、現在進行形でもスレタイ。

756:
»753
荘子とかいうなんだか偉い人も似た様な事考えてたから、
あんまり心配スンナ。

761:
»756
蝶々になった夢だっけか



目が覚めたら知らない家

236:
昔、冬コミの前日にわくわくしながら床に就いて、
目が覚めたら知らない家にいて夏も終わりになってたことがある。

あれは心臓止まるくらい驚いた。

種明かしすると冬コミ終った次の日に車に撥ねられて、
体はそれほど大したこと無かったんだけど、
頭蓋骨割れるくらいの大怪我して、2ヶ月以上意識不明の重態になった。

その後一応意識戻ったんだけど、記憶も知能も低下してほとんど廃人状態だったらしい。

社会復帰どころか日常生活が満足に出来ないほどで、
食事も人の手借りないと出来ないくらいひどかったらしい。

何しろまともに会話が出来なくて自分の名前も言えない。

結局5ヶ月後に退院した後、親戚の家の近くにあるリハビリ施設に入院して、
何とか介添え付きで歩ける程度に回復したらしい。

それで初めて外出許可もらえて、親戚の家に泊めてもらった時に気が付いた。


らしいらしいって書いてるのは、この間自分には全く記憶が無いから。

自分の主観では目が覚めたら冬コミの前日から夏の終わりにワープしていて、
しかも自分のアパートのベッドから、知らない家の一室に一人で座ってた。

何が何だか分からない上に自分の体がびっくりするほど痩せてるわ、
立って歩こうとしたらやたら体はふらつくわ。

それでも何とか別の部屋に行ったら、げっそりやつれ果てた母と親戚のおばさんが驚いて倒れかけるし、
何かもう訳分からなすぎてカオスだった。

やっとのことで泣く母から事情を聞いたときには、まだ夢見てるのかと自分をつねりまくったよ。


今は何とか社会復帰して、基本在宅で仕事してる。

定期的に検査に通わないといけないけど、大きな後遺症も無いし予後も良くて一安心w

ただ検査と定期健診は一生続くらしいのが辛い。

こんなマンガみたいに廃人から突然奇跡の復帰って、
あまり例が無いそうでしばらくは病院で騒がれたり、
学会に発表させてほしいって写真撮られたりして忙しかった。

それと体はすっかり治ったんだけど、傷跡がハゲになってウィッグが手放せないw

でも生きてご飯食べられて同人誌読めるって幸せだ。


存在しない娘

617:
自分は鈴木花子(仮名)で父・太郎と母・春子の間に生まれて姉・夕子との二人姉妹。

幼稚園の頃に仲良しだったあっちゃんと遊んでた時に2人で階段から落ちて頭を怪我した事がある。

小学校2年の時に体調悪くて教室で吐いてしまった事があってしばらくは「ゲロハキン」ってあだ名つけられて不登校になった。一か月程度だけど。

中学校では軽めの厨二病にかかってこっそり自分専用の黒魔術の呪術書を作ってたら姉に見つかりタヒぬほど笑われた。

好きな人もいたけど告白したりましてや付き合ったりなんて事はなかった。

高校では初めての彼氏が出来た。けど1年くらいで別れた。相手の浮気が原因。

それがちょっとトラウマになって高校時代の恋愛はこれで終了。


大学入学すぐくらいでサークルの先輩に一目惚れ。猛アタックの末交際する事に。

別れてくっついてを繰り返しつつも卒業と同時に彼と結婚。

2年後には女の子を出産した。名前は私から一つとって花。

旦那は絶対女の子がいい!って言ってたからもう大フィーバー。

仕事帰りに毎日ロンパースだのおもちゃだのと買ってきて私に怒られてた。


っていうのが全部自分の妄想?の話だと気付いた時が修羅場。

本当の自分は鈴木花子でもなければ父は太郎でもないし母も春子じゃない。

姉なんて存在しないし、私の記憶にある思い出は全て起こってない事ばかり。

そもそも自分は女ではなく男だった。

だからもちろん花を産んだりなんてしてるわけもない。

今はもうあれは頭の中で作ってしまっただけの世界の事だったんだと理解してる。

思い出や親兄弟の事は整理がついた。けど娘の花の事だけが諦められない。


陣痛に苦しんだけど元気にオギャーと出てきてくれて、夜泣きがしんどかったけど母乳で育てて添い乳しなきゃ全然寝なくて。

ギャン泣きしたら自分が抱っこしなきゃ泣き止まないあの子が偽物だったなんて、その事だけが信じられない。

620:
»617
え、どっからどこまでが事実?

621:
多重人格か、オカルト板行き案件か、新手のスタンド攻撃か

622:
ドグラマグラかと思った

623:
»617
前世の記憶って事に上書きしたらどうよ?
前世で娘は幸せな人生を全うしたんだよ

個人的にはオカルト板に書いてくれた方が
もっと面白く広げられたのに……と
惜しい気持ちがある


624:
»620
自分は鈴木花子~私に怒られてた。までに書かれてる事全部が妄想の中の話だった。
この中に事実な事が何一つなかったんだ。

»621
自分がおかしい事に親が気づいて病院で診てもらったんだけど頭には何も異常がなかったから原因はいまだに確定されてないけど、

たぶん日常生活のストレスだとかで一時的に統合失調症のような症状が出てたんじゃないかとかなんとか。スタンド使いではない。

けど自分自身でもよくわからないのが、親に初めて病院に連れてかれたのが現実の自分が高校2年の頃なんだ。

親が言うにはつい4日前までなんともなかったのにその翌日から突然言ってる事がおかしくなったらしい。

こういうのってよく長い間意識不明の状態で入院しててその間頭の中で普通に生活をしてた~みたいな事はテレビで見た事あるんだけど、

自分の場合ごくごく普通に実際の男としての生活を過ごしてるのとは別に、もう一つの鈴木花子の人生を過ごしてたみたいなんだよ。

しかもいつの間にか現実<鈴木花子の人生がウェイト的に重くなったのかしらないけどそっちが現実だと思い込んでしまってたって事で自分では整理してる感じ。

カウンセラーは、「幼少の頃にはわりとよくある妄想性(周りには見えない自分だけのお友達を作ってたとかね)がなんらかの原因でまさに人生を歩んでいくように少しづつ積み重ねられていっていたんじゃないか。」と言ってた。

625:
旦那もなにもかも嘘か…
あなたの中では男と女どっちが違うの?


626:
カウンセリングに通ったり親や友達の話を聞いたりして自分は男だし鈴木花子という人物ではないとわかってるけど、内心本当にあれが嘘の人生だったのかという戸惑い?はいまだにある。

ところどころの思い出がそれとなくある程度じゃなく、ちゃんと平凡な日常を1日1日過ごしてきた記憶があるし、現実には高2の自分が習ったはずもないのに、鈴木花子として習ったからなのか大学の問題を解く事も出来たし何より花を産んだ時の痛みをしっかり覚えてる。

627:
鈴木花子が憑依したのかな?4日前にどこか行った?

628:
多重人格かも・・・

629:
そういう記憶が情報としてリアルに刻まれたって事もあるだろうし

自分は過去生退行催眠で日本の中世に前世で背後から刺されてタヒんだ時の痛み、感触や感情がリアルで今も現実っぽく身体から離れない
だからリアルな非現実ってのがわかる気がする

631:
オカルト板かなんかで似たような話を見た
時期が違うから別人だと思うが


632:
変な事は何もしてないと思うんだけど自分は知らないからなんとも言えない。
少なくとも親は「なんの前触れもなく突然おかしくなった。」と言ってる。

前世とか生まれ変わりって信じてないんだけどやっぱりそういう類のものなのかね。

お祓いは母方のばあちゃんに早々連れて行かれたよ。
なんにも変わらなかったけど。

オカ板に書かれてたのって結構前?
もう見れないかな。
その人はどう整理付けたのかとか書かれてたら見てみたい。

633:
あったよ
ttps://nazolog.com/blog-entry-184.html
(※『俺が本当は男なのか女なのかわからない』 – 怖い話まとめブログ )

診断もしてもらったようだけど、なんか半端な結果のような
どっちも記憶がリアルだから似た症状(?)というか事象なんだろうな


634:
»633
わざわざ探してくれて本当にありがとう。
読んでみたんだけど、オカ板の人はどっちもちゃんと記憶あるんだな。

自分は本来進むべきはaルート(現実の男としての人生)なのにbルート(鈴木花子の人生)がさもaルートであるかのように改変されてたって感じ?

なんか違う気もするんだけど…。
上手い説明の仕方がないんだけどそんな感じかな。

635:
どっちにしても不思議な話だよね。
で、オカルトとかファンタジーとかはおいておいて、脳みその動きって所謂電気信号なわけ。

お前らが使ってるスマホやパソコンも、電気信号でちょっとしたひょうしでハングしたりおかしくなったりするじゃん。
もしかしたら、脳内もそんなんなのかもしれない。

ちょっとした電気信号の不具合で、トンでもない脳内記憶を作ってしまうのかも。
ありえない話ではない……



転んでから2年

550 :
25歳の頃、繁華街を普通に歩いていて転んだ
「アイタタ」と思って目を開けたら病院のベッドで寝ていた
気づいたら身体が動かないし声も出ない

私はパニクってしまったが、どこかで「転んで気絶して病院」と思ってはいた

看護師がきて「あ!」と一言だけ言って部屋を駆け足で去っていった
5分もしないうちに医者や他の看護師も3人ほど駆けつけてきた

医者の話だと私は2年意識がなく遷延性意識障害と診断され
この病院に移されたそうです。そこは私が住むところから車で5時間かかるところでした


私は転んで後頭部を打ち気絶
脳内出血で手術をしたが意識戻らず

3ヶ月目で遷延性意識障害と診断され親戚(両親は鬼籍)に延命処置か安楽タヒか選択したら
みんなが諦めて安楽タヒを選択したら妹だけが猛反対し延命処置になった

これを聞いた時が自分の中の修羅場だった


そして2年間妹が婚約者との縁談を断り私の介護をし続けていた

妹は会社を辞めこの病院の食堂と清掃婦として働いていた

慰謝からはなしを聞いて妹が駆けつけてきて手を握って「よかった!よかった!」と
何度も囁いていた

それからリハビリ受けて半年で退院
生活に多少支障はあるが一人で生活できるレベルにはなっていた


私は妹の元婚約者のところに謝罪しに行った

元婚約者は「元気になって良かったです」と言うと
そのあと信じられない事を言った

「もう一度妹さんにプロポーズします。妹さんを僕に下さい」と
婚約者はずっと妹を待っていた。影でも妹にわからないように助けていた

私は即答で「もちろんだ!妹をよろしくお願いします」と返した
気づいたら号泣していた

そして先月妹が式を挙げた
妹は世界一綺麗な花嫁になった


男だと思っていたら女だった

792:
自分は男だと思って長いことずっと生活してきたつもりが、実は女だったことに気付いた時が修羅場だった。

793:
男だと思ってたこともそうして過ごしていたはずの長い日々も、たったの数日間、眠ってる間の夢だった。

目を覚ましてからも一人称とか中々治らなかったりして大変だったが、何より端から見れば数日間の出来事なのに、自分は男として少なくとも1年以上の日数を体感している。

その違和感が半端ではなく、きっとこれが人生で最大の修羅場になると思う。

800:
792-793が気になるんだがどういうこと?事故か何かで記憶すっ飛んだ?


808:
»800
今更だけど、そう事故。

階段から落ちた際に頭を打って3日程意識を失っていた。

あくまで夢を見ていただけで記憶喪失とは言わないらしい。

自分の環境やまわりの人達のことを忘れたわけではないし、何て言えばいいんだろう。

そういえば夢の中の生活で一番の親友だった男性が現実では存在しない人物だったのが一番ショックだった。

実際には何も、強いて言うなら時間くらいしか失っていないのに、すごく大切なものを大量に失った気分。

809:
»808
切ない…
記憶って怖いなあ

810:
何年か経ってその親友と瓜二つの人と出会ったら映画化決定。

811:
まったく記憶の中にないものを夢に見るってことないだろ
恐らく、夢のなかで親友となった人物の元となる記憶があるんだな
つまり、その人は現実に存在する可能性がある

812:
オカルト的には前世の記憶って思いたくなるねー
不思議だな



見知らぬ家族

622:
ハタチの時、朝に庭の水やりをしてて、ホースに足を引っ掛けてしまい、近くにあった植木鉢を置く台?に胸を強くぶつけた。

ものすごく痛くて、声も出なくてうずくまってたらだんだん脂汗が出てきて、ボーっとしてきて意識がなくなったんだけど、気づいたら夕方になってて家の中にいた。

家の中っていっても自分の家じゃなかった。


他人の家の匂いがしてて、私は着たことない部屋着を着て広いリビングのソファに座ってた。

え?え?何??誰かに連れ去られた??と思ってたら、ぬいぐるみ持った小さい女の子が来て、「一緒に遊ぼう」って言うの。

ものすごくびっくりして、でもとりあえず「ママは?」って聞いたら、「ママも一緒に遊びたい」って。


どうしようどうしようって混乱しながら家の人が誰かいないか確かめようと思って、女の子と手を繋いで家の中を歩きまわって、洗面所で鏡みて驚愕した。

私は普通体型でギャルっぽい格好だったのに、髪の毛が黒くてゆるふわみたいなオダンゴしてて、老けて痩せてた。

すごい長いこと鏡見てたと思う。

カレンダー見たら水やりしてた日からちょうど5年経ってた。

その女の子は私の子供だった。


実家に電話したら、「どうしたの?昨日そっちに行ったばっかりなのに」的なこと言われて、本気で怖くなって受話器放り投げた。

夫らしい人が帰ってきてその日は外食したんだけど、私の様子が変なせいかすごく気遣われた。


つまり、意識のない間に恋愛して結婚して子供まで産んでたんだけど、まったく何も覚えてない。

あれから1年とちょっと経つんだけど、まだ普通に生活してます。

623:
»622 びょ、病院!びょういーーーん!!
それか釣りって言ってー

624:
こういう感じの怖い話あったよね(((;゚д゚)))

625:
ブラックジャックにもあった 記憶喪失の子と結婚してふとした拍子に記憶を取り戻して消えてしまい、身を持ち崩した夫が再開した元妻は…みたいな話

627:
»622
な、なんかいろいろkwskしたいんだけど、何から聞いていいやら…
とりあえず、ご主人とお嬢さんを愛してる?

631:
このコピペ思い出した。実話なら恐ろしすぎる。

風邪をひいたらしく寒気がするので、東京の大久保にある病院へ向かった。

頭がぐわんぐわんと痛み、西武新宿線のつり革にしがみつくようにして、目を閉じて必死に耐えていた……そこで記憶が途絶える。

気づいたら夕暮れどき、見知らぬ場所に立っていた。
いままで買ったことのない服を着ていて、髪は染めたこともなかったのに茶髪。

パニックになり、近くのラーメン屋に駆けこんで場所を尋ねたら、大阪市の福島駅の近くだった。
しかも一年ほど時間が経っている。

ケータイは機種が変わっていて、アドレス帳には「ま」とか「ひ」みたいな一文字の名前の登録が10個ほどあっただけで、
知人や家族の番号はなかった。

わたしはなぜか、その知らない電話番号が怖ろしくなって、
ケータイを川に投げ捨てた。

警察から実家に連絡したら、家族もびっくりしていた。
捜索願を出していたらしい。

その後、東京の実家にもどり、もとの会社にはクビになっていたので、いまは派遣の仕事をやっている。

いまでも月一で精神病院に通っている。

633:
えっと…旦那や親はそのこと知ってるのかな?
知らないなら親に、そういえば二十歳のころに~~~あの時どうしたんだっけ?くらい聞いてみた?

634:
»622
韓国でそんなのあったね。
夫と娘を家に残してお買いものにでかけたお母さんが事故に遭って記憶を無くしてしまった。
家に残された夫と娘はお母さんを探しまわってた。

そして、数年後、探し当てたお母さんは、別の男と結婚し、子供まで生まれていた。
本当の家族に再会しても、お母さんの記憶は戻らずという何とも言えない話だった。

638:
»634
韓国じゃなくて中国だったと。
世界まる見えでやってたね


656:
レスありがとう。
一年経ってようやく気持ちが落ち着いたので書き込んだんだけど、反応があると、聞いてもらえた感じがして嬉しいです。

»631の話はよく似ていますね。
何が怖いって、自分としての意識がないのに、ちゃんと仕事もしてたり、友達と遊んでいたり、恋愛したりと普通の生活をしていたことです。

»627
正直なところ私にとって突然現れた家族なので、戸惑いもありました。

子供はやっぱり母性本能があるのか、この一年でとても可愛いと感じるようになりました。

夫については、感謝はしていますが、結婚に至るまでの過程を知らないので…。

»633
親には当時のことを聞きました。

でも親も私が胸をぶつけた(意識を失う原因となった)ことは覚えてませんでした。

ただ、「急に」大人しいというか真面目になった時期がハタチのときにあったと言ってます。
親は、それを夫と出会ったおかげだと思ってるみたいです。

夫には話せてません。思い出話は、家計簿や、アルバムなどで、少しずつ補完してます。

ちなみに、意識をなくす前は自分のことを名前で呼ぶ女だったので、意識が戻ってからそうしてたら、びっくりされたというか引かれました。

658:
二十歳で自分のことを名前でよぶギャル系・・・。
胸を打って劇的に性格が変化しちゃったのかね?
仕事はしていたの?

659:
異世界の人じゃないの?
記憶に残ってる5年前の出来事と今の生活の5年以上前の出来事って違ってる部分ない?
もしあるなら気を付けて!!

660:
»622
これが全部実話だとしたら、
解離性同一性障害(二重人格とかそういうやつ)ってやつかな?

それとも記憶喪失で、5年間の記憶が全部吹っ飛んだのだろうか。
今もまだ旦那さんや娘さんと暮らしているの?

667:
»656
俺は旦那が怖い。
あなたと旦那の馴れ初めを知っている共通の知人とかいないのかな
あと友人関係とかどうなんだろ。

673:
余計な事というと、カレンダー見ても今日の日付けは分からないとか。
あ、日めくりというのもあるか。


675:
»658
»667
意識を失う前していた仕事はすぐ辞めていて(給料振込みの通帳を見た)、その後すぐ一人暮らしして転職していました。

夫とはそこで出会ったみたいです。
なので、共通の知人は職場の人です。

以前の友人とも付き合いが続いていて、家族で互いの家を行き来したりしているようでした。

ただ、なぜか転職の時実家からかなり離れた土地に越したので(今も)

新しい友人関係のほうが多いです。付き合い方が分からない…

»660
記憶喪失なんでしょうか。

5年間は以前の私とは別人のような性格になり、生活して、一年前に元に戻りました。

今も家族で暮らしてますが、一人になると今でも時々ぞっとするような恐怖感に襲われます。

5年間の私は一体何だったんだろう?と。

頭はハタチのバカっぽいギャルな自分のまま突然25になったので、わけがわからない。

»673
水やりしてたのと意識が戻った月が一緒だったんです。紛らわしくてすみません。

皆さん話を聞いてくれてありがとうございました。

誰にも言えなかったのでとてもすっきり。このレスを最後にして明日からも頑張ります。


基本人格ではなかったわたし

90:
昔の夢を見て起きたら吐き出したくなったので誰もいない時間にこっそり書き捨て

私は昔いわゆる多重人格だった
厳密には今も完治はしていなくて寛解状態

それでも記憶が飛ばない、気がついたら知らない所にいる
恐怖から解放されたのはとても嬉しい

多重人格、正確には解離性同一性障害だけど
普通なら人格は一人に一つなのにストレスやトラウマによって
一つだった人格が割れてしまった状態らしい

増えたのではなく割れてしまっただけなので
人格は一部の感情しか持っていなかったりする

怒りしかない人格、悲しみしかない人格
そうかと思えば子供の頃の幸せな記憶だけを持っている人格

人格=記憶の一貫性なので人格がうまれると
その人格の持つ記憶も断片的なものになる

そして本来の人格からもその分記憶がなくなって行く

91:
他の人格と私は子供の頃から一緒にいた友達のようなものだった

家族よりも親密で支えあって暮らしてきた

記憶は繋がっていないけどいつも側にいるのを感じていた
だけどこれは特殊な例だった

そしてそれには別の原因があった事に気付く事になる

色々あって十代半ばに精神科を受診する事になった
その頃には知らない人格も増えていて私は疲れ果てていた

受診した先生が多重人格に詳しい医者だった事が災いして
私たちが一人ではないと見抜かれてしまった

だけどそれが人生の大きな転換期になる事になった

その先生は通院に協力的な人格から話を聞いて行ったらしい

その結果わかった事は、私はオリジナルの人格ではなかった

私はこの体と同じ名前を持つ最初の人格だと思っていた

だけど私も割れた欠片の一部で、本来の人格は別にいると知った

私も交代人格だった
だから他の人格と交流が取れて存在を受け入れられたらしい

それを知った時はさすがに荒れた
それでも治療には協力していたのは穏やかな生活に戻りたかったからだ

92:
最初の頃からずっと一緒にいた人格と違って
比較的新しくうまれた人格は問題ばかり起こしていた

治療に協力することで記憶の欠落が落ち着いて
元の生活に戻れると思っていた、正直甘かった

治療は十年以上続いた

普通の高校はもちろん、大学なんか行ける筈もなかった
通信制の高校をどうにか卒業してフリーターになった

ただのフリーターじゃなくて気が付けば記憶が飛んでいるというおまけ付きだ

はっきり言ってもう人生に絶望していた

十年カウンセリングを受けてもどうにもならなかったのに
この先大きな変化があるとも思えない

そう思った矢先、私に地味な変化が訪れた
今の夫との出会いだ

夫と付き合うにあたってふられるのを覚悟で病気の事は包み隠さず話した

別人格がして来たことも知っている限りで全て話した

当時恋人だった夫はあっさりと受け入れてくれた
その上でかなりのスパルタな接し方もしていた

93:
とにかく優しい人だったけど、甘やかす事はしなかった
少しでも甘えた考え方をしたら淡々と諭してくれた

ストレスから自傷行為に走った時にはかなりきつく叱られた

でもその後でストレスを解消する方法を一緒に考えてくれた

私の心の中には被害者意識とそこから来る甘えがあって
それがある限り成長できない、それがなくなれば成長できると教えてくれた

夫と出会ってから私の精神面は急速に安定して行った

他の人格も夫によく懐いた

治療面でも新しいアプローチが開発された事もあり
今では人格が交代する事はほぼなくなっている

夫とは治療の途中で入籍した
トラウマが消えた訳ではないので選択子梨だ

夫の可能性を奪っているのではないか、他の女性とならと色々悩んだけど
それでも夫と二人で穏やかな家庭を築いて行ければいいと思えるようになった

今は幸せに暮らしている

長く占領して失礼しました
もう一度寝ます、おやすみなさい

94:
»93
オリジナルにあなたがとって変わったってことなの?


95:
»94
こんなどうしようもない吐き出しにレスありがとう

取って変わったのではなく合意の上で統合(二人以上の人格を一人に統一する事)しました

オリジナル(基本人格=生まれた時の人格)はずっと眠っていたらしく
私は子供の頃から主人格(別名ホスト人格、一番長く表に出ている人格)だった事に気付かずに基本人格だと思い込んでいました

基本人格からすれば気が付いたらすごく歳を取っていて、親とも一緒に暮らしていなくて驚いたそうです

人格を統合することで記憶や受け持っている感情を一つになるのですが
彼女と私が統合した時はほとんど何も変わりませんでした

基本人格なのに記憶や思い出が何もなくて驚いたのを覚えています

ちなみに私が治療を受けていた頃の主流は無理に全員統合するのではなく
日常生活に差し支えが出ないように交代をコントロールできるようにする寛解を目的にしていました

今は解離性同一性障害そのものの治療は受けていないのでどういう方法が主流なのかはわかりません

96:
»95
レスありがとう
非常に興味深い話だった
(当事者には失礼だと思う。ごめん)

あなた方夫婦のこれからが幸福に充ちたものでありますように


97:
»96
とんでもないです
吐き出しとはいえやはりレスをいただけると嬉しいですし
興味深いと言って下さったのも全く嫌な気持ちはありません

あなたのこれからも素敵な事がたくさんありますように

100:
»90
多重人格って人格が増えるものだと思ってたけどひとつのものが割れるという感じなんですね。

基本人格に思い出が何もないというくだりでなんだか切なくなりました。
素敵な旦那さんとこれからは良い思い出を沢山作って行ってください。


104:
»90です、予想以上に沢山のレスに驚いています

スルーか反応があっても厨二病乙だと思っていたので
おーぷんの方に書き込んでよかったなと安心しています

»100
お気遣いありがとうございます
基本人格の精神はほとんど幼児のままで止まっていました

今は私でもあるので思い出がたくさんできたと思うようにしています

101:
»90

知り合いに自称多重人格がいたけどあなたはリアリティが段違いだね

今は割れる前の元の人格?と元の人格だと思っていた人格の両方の記憶があるの?
その2人は両方自分って思ってる?それとも別人?


105:
»101
今は解離する前の生まれた時の基本人格の記憶と
元の人格だと勘違いしていた主人格の記憶の両方があります

混ざり合った記憶は自分の記憶ですが、統合前の主人格のことは親しい友人のような別人の記憶としても覚えています

両方自分の記憶だけど別人の記憶のような気もするという感じでしょうか、うまく説明できなくてすみません


自分が死んだ記憶

339:
聞いてほしいし勝手に書く。
うまく説明できなかったらごめん。

俺今24歳なんだけど一度21歳で死んだんだよ。

5歳のころに血小板減少紫斑病っていう白血病みたいなのにかかった事があってさ。
原因不明だったんだけどそん時は完治したんだ。

それから二十歳までは年一回かならず大学病院へ血液検査に行かされてた。

354:
二十歳までは異常無くてさ、先生にももう今年から来なくて良いよって言われたの。

ラッキーと思って親も喜んでたんだけど21歳になったある日に身体に何かアザが出来てさ。

知らない間にぶつけたのかなーって特に気にしなかったんだ。
でも数日後にまた別の場所に同じようなアザができてて…

まぁ特に気にしなかったんだけど飯食ってる時に親に何気無~くその話したんだ。

そしたら物凄い勢いで見せろって言われて、見せたらそのまま病院直行。
即検査、即入院。

371:
まぁ白血病だったんだよ。

んで入院して治療なんだが自分でも日に日に体力が落ちてくの分かるんだ。

薬の副作用で髪も抜けてくし少し動くだけでしんどい。
まぁ入院中にも色々不思議な事はあったんだが長くなるから割愛。

で、半年後くらいに「死にたくない、怖い」って泣きながら死んだ。

息をするのも苦しくなって目の前が真っ暗になってく感じだった。でも気が付いたら22歳の日常を生きてた。

381:
うまく言えないけど白血病にはなってない人生を今まで生きてきた記憶もあるし、死んだ記憶もあるかんじ。

んでそのまま24歳になった今も生きてる。
ね、誰にも信じてもらえない話でしょ…

384:
»381
病院とかを調べてみた?

385:
»381
名前は?変わってた?


393:
»384
5歳の時に病気になったってのは一緒だったから不安になって検査に行ったよ。
異常無しだった。

»285
苗字も何もかも同じ。
しかも白血病になってない人生の記憶もある。

ただ現実にちょっと変わってた所もあった。
近所の道とか家とか知らない友達が増えてたりとか。

386:
»381
なんかすごいな
2つの記憶が混ざったりしないの?

387:
»381
パラレルワールドの自分の記憶がある感じ?


399:
»386
死ぬ時までの記憶は同じだから混ざったりはしないよ。

突然白血病になってない人生を送り始めた感じだけど昔の記憶もあるしみたいな…
ごめん、うまく言えない。

»387
そんな感じだな。

394:
»381
親は何て言ってるんだ?


401:
»394
キチガイ扱いされてカウンセラー連れてかれた。

404:
»401
まあ普通そう思うよな

409:
あの時生きたいと思った今を現実生きている
そんな命の有り難みを知ってるあなたは誰よりも強く幸せに生きていけると思うよ


413:
その通りだよ。
俺が思うにニートだろうがいじめられっこだろうが生きてるだけで丸儲けだよ。
もうあんな絶望感は二度と味わいたくないよ。

その記憶のせいで博愛主義になりますた。
そんな俺は来年パパになります。

引用元:5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)

あとがき

まるでSF映画のタイムリープのようです。はじめに書きましたが、これらは本当の話かもしれないし、創作かもしれません。

なんらかの脳障害だったりするのでしょうが不思議ですよね。脳の記憶の電気信号がとぎれて記憶を失い、なにかの拍子につながると元に戻るという感じなのでしょうか。

しかしつながった電気信号とは別の電気信号もあって、それが別の自分。その別の自分だったときのことはほぼ覚えていないようですよね。

そのまま思い出さなかったとしたら元の自分は死んでしまったと同じなのではないでしょうか。

人間は脳の加減で別の人間になってしまうって怖いですね。でも認知症やアルツハイマーはそんな感じですかね、、


そのほかまとめ系はこちら
【せつない】不可解・不思議ネタをまとめてみた8選


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