ここでは、空気のないタイヤってどんなの?という人向けに、NASAと提携するSmart Tire Company(スマートタイヤカンパニー)が開発したタイヤ「METL」をご紹介いたします。
惑星探査車に使われているタイヤのように、空気入れ不要、空気がないのでパンクしない、ゴム製ではなく、どんな気候にも影響されず、デコボコを踏んでへこんでもすぐ元に戻るそうです。
NASAとSmart Tire Companyが惑星探査車のタイヤを自転車用に開発した
NASAの惑星探査車のタイヤには空気が入っていません。
宇宙空間なので空気のいらないタイヤを使っています。
そのタイヤを自転車用に開発したものが「METL」というタイヤです。
NASAと提携するアメリカのSmart Tire Company(スマートタイヤカンパニー)が開発しました。
Smart Tire Company(スマートタイヤカンパニー)
Smart Tire Company公式TikTokとInstagramはこちら。
「METL」とはこんな未来タイヤ
このタイヤは、ニッケルとチタンからつくられた形状記憶合金「Nitinol(ニチノール)」のスプリングを車輪の外周にグルグルと巻き、その上をポリマー素材でコーティングしています。
@smarttire ♬ original sound – The SMART Tire Company
つまり空気を入れて走る従来の自転車のタイヤとは違って、空気入れが不要、そもそも空気がないのでパンクしない、ゴム製ではない、宇宙のような過酷な環境で使われているタイヤなのでどんな気候にも影響されず、段差を踏んでへこんでもすぐ元に戻ります。
ただし、道路を走るには、取り外しができるゴム製のトレッド(溝)が必要で、これは消耗品だそう。
このエアレスタイヤは2023年中に発売予定で、現在はクラウド・ファンディング「kickstarter」にて2本500ドル(約74,000円)で出資できるようです。
惑星探査車のタイヤが普通のタイヤではないとは知りませんでしたが、こんな感じのタイヤになっているんですね。
スプリングの上をコーティングしているポリマー素材が透き通っているのですごく未来的にみえますね!
これって「タイヤ革命を起こす次世代タイヤ」なのではないでしょうか。
いずれもっと安価で手に入るようになって長持ちするとなれば、ありとあらゆるタイヤがぜんぶこれになりそうですね!
参考リンク
空気入れから解放される、自転車用エアレスタイヤがついに販売(カラパイア) – exciteニュース
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