
ここでは、蝶のサナギってどんなの?という人向けに、発見したサナギと、羽がきちんとのびずに飛べなかった蝶についてご紹介いたします。
もし落下したサナギや、羽の奇形で飛べない蝶がいても救出できるのでご安心ください。
発見したサナギはカラだった!
じつは発見したサナギはとっくに羽化していて、なかみがカラだったのです。
思わせぶりですみません、以下発見した経緯です。
8月の暑い日が続くなか、鉄柵の下になんかいる!?のをみつけました。よくみると蝶のサナギでした。

なんでまたこんなところに!?サナギになる適した場所までいくのに間に合わなかったの???
いちおうギリギリ雨には当たらない場所だったので、そのときはそのまま忘れてしまっていました。
後日Twitterで蝶の羽化を観察するツイートをみて、そういえばうちのサナギはどうなったんだろうとみにいくと、まだいたのです。
しかしこれから台風接近で、天気予報では一週間先までぜんぶ雨予報です。さすがにサナギが心配になりました。
もし落下したサナギをみつけたら
調べてみると「落下したナミアゲハの蛹の救出方法」というサイトをみつけました。
羽化する前の対策はもちろん、羽化したあとのことまで丁寧に解説されています。
その羽化したあとの蝶のようすをみると、どうやら羽が乾くまでじっとその場につかまっているのだそう。
うちのサナギは鉄柵の底なので、つるつるしていて幅が広くつかまれそうにない、、しかも台風の暴風雨がくる。
よし、救出しよう!
羽化しにくい人工物の場所に発見したので救出しようと思いましたが、本来は自然のままにしておいたほうがいいです。
まずはティッシュをもってサナギを回収にいきます。
そしてそっとサナギをつかんだとき…
カサッ!
(カサッ?)あれっ!カラだ!!!なかみがいない!
はい、とっくに羽化していたようです。
まあホッとしましたね。元気に飛んでいますように。
そのカラのサナギですが、おしりのあたりがくっついていて細い糸でサナギをささえているのですがカラになってもしっかりくっついていてちょっとひっぱってもとれませんでした。
これは中身がいても無理矢理ひっぱるのはダメみたいですね。
もしこれから同じようなサナギをみつけたら、できるだけ雨がかからないように、羽化後の足場がなければちょっと補強するくらいにしておきます。
もし羽がきちんとのびなかった蝶がいたら
話は変わって以前うちに、羽化時にどこかに当たったまま乾いてしまい、きちんと羽がのびなかった蝶がいました。
飛べない蝶 – Youtube
羽化するときにどこかに当たってうまく羽がのびなかったようで(左の羽)、パタパタしますが飛べません。しばらくうちにいました。
羽がゆがんでいて飛べません
飛べないのでエサもとれないでしょう。
なんだかかわいそうになり、うちで飼うことにしました。

その蝶は2週間くらい生きましたね。
意外と長生きです。
そのあと、何匹かとべない蝶を世話しました。
この蝶は、元の持ち主がペットボトルの蓋に砂糖水を染みこませたティッシュをいれていました。

蝶のエサ
砂糖水やはちみつ、スポーツドリンクをとかしたものをティッシュやスポンジに染みこませます。
濃度は、
・砂糖水の場合、人間が甘いなと感じるくらい(4~5倍)に薄める
・はちみつは8~10倍に薄める
・スポーツドリンクは2~3倍に薄める、といいとのことです。
蝶は前足にセンサーのようなものがあり、砂糖水を足でさわるとちゃんと砂糖水があるとわかるのだそうです。
なので前足を砂糖水においてやると、ストローをのばして飲みます。
もしストローがのばせないほど弱っているなどしていたら、そっとつまようじでストローがくるっとしているのをのばして砂糖水につけてやります。
賢い蝶だと自分で砂糖水のところにいって飲んでいましたね。
普段は花や葉っぱをそばに置いてやり、天気の良い日は陽にあたるようにしていました。(春です)
たまに外につれていって手にのせてヒラヒラ疑似飛行したりしていました。




昆虫は儚いですよね。

体のつくりが人間や動物とはまったくちがう昆虫は、宇宙からきたいわゆる「宇宙人説」がおもしろくて好きです。
740年先の皆既日食の日もわかっていますが、人間も儚いですよね
【みんなみた?】つぎの皆既月食(2025年)と皆既日食(2035年)
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