ここでは、『SketchEdge』ってどんなAI?という人向けに、AIが写真をマンガの背景のような線画へ変換してくれるサービスをご紹介いたします。
現在β版がリリースされ、「フリープラン」のみ登録無料で10回までお試しできます。※2023年4月23日時点
AIが写真を「手で描いたように柔らかい線」で線画にしてくれます。「LINE Camera」アプリにもよく似た機能がありますが、こちらは「写実的な」線画です。
どちらもマンガの背景にビル群などを描くときにとてもベンリそうです。
『SketchEdge』とは写真を線画にしてくれるAI
SketchEdge ではお手持ちの写真や画像から線画を抽出します。AIの力により、正確に輪郭を捉えつつも人間のような柔らかい線を描きます。
今までの写実的な線画抽出とは一線を画する体験を提供いたします。是非ともデザイン、漫画の背景、資料の素材としてご利用ください。
引用:SketchEdge
余計なものがない、さっぱりとしたわかりやすくシンプルなサイトです。
まず無料の「フリープラン」に登録し、そのあと希望する人は「Pro」版などにアップグレードするシステムのようです。
「フリープラン」では10回までお試しができます。※2023年4月23日時点
登録して使ってみた!
Googleアカウントで登録します。
Googleにログインすると、規約に同意する/しないの画面になります。
同意すると、ダウンロードやインストールなしにブラウザ上ですぐに利用することができます。
早速写真をアップロードしてみました!
pngかjpgの20MBまでの画像を処理できるようです。
こんな感じで線画化されました。すごい!
「高品質版とは? より高解像度の画像に対応した線画化をします。FullHD(1920x1080)以上のサイズの画像の入力に対してうまくいく傾向があります。処理時間は通常版の3倍程度を要します。」
ビル群を線画化してみました。手で描くとタイヘンですが、AIが描いてくれるとすごくラクですよね。
変換された線画はダウンロードできます。
葉っぱの写真で高画質を試してみました。
この葉っぱでは、高画質のほうがより柔らかい線画となりました。1枚目が通常版、2枚目が高画質版です。
SketchEdgeの、ページ右上の自分のGoogleアイコンをクリックすると、「MyPage」をみたり「Logout」ができます。
現在マイページではチケットの残りの回数などがわかります。
※2023年4月9日時点のお試し情報です
『LINE Camera』のマンガモードもすごかった!?
スマホの『LINE Camera』という無料アプリでも、写真の色味を変えたり、セピアや白黒にできるモード選択のなかに「マンガ」がありますが、これとよく似ていますね。
『LINE Camera』アプリのほうは写実的な線画になります。
サグラダファミリア教会を『LINE Camera』の「マンガ」で変換してみると、
こんな感じでマンガ化してくれます↓
100%だと線のみ、%を落としていくと元の画像に近づいていきます。
2枚目は50%にしたときで、写真と線が半々になっています。
SketchEdgeでも線画化したビル群の画像ではこんな感じになります。
葉っぱもLINE Cameraだとこんな感じになります。
100%と70%でマンガ化してみました。
当ブログのサムネイル(アイキャッチ)画像やなんかは、ほぼこの『LINE Camera』でつくっています。これベンリなんですよね!
【LINE Camera】スマホでサムネイル(アイキャッチ)画像をつくってみた!
さいごに
これは特にマンガ家のかたたちが待ち望んでいたサービスではないでしょうか。
AIが描く絵画やイラストなどはまだ法整備がきちんとされてなく、著作権があやふやな部分があると思うのですが、これなら使う画像に気をつければ問題ないですよね。
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