ここでは、AIバスってなに?という人向けに、ハイテクAI乗り合いバスをご紹介いたします。
決まった路線や時刻表はなく、あらかじめ乗り降りできる地点が設置されており、スマホなどで予約するとAIが最適なルートを作成し、そのルートをドライバーが運転する、という乗り合いバスです。
はじめに
前回の記事では、自動運転タクシーをご紹介しましたが、今回はAIバスのニュースをお伝えいたします。
以前の記事で取り上げたスーパーのハイテクセルフレジといい、なんだかどんどん世の中がハイテクになってきました。もう50年ほどたてばどんな世の中になっているのでしょうか。
神奈川県・松田町でAIバスの実証実験スタート
2023年10月23日より、神奈川県足柄上郡松田町で、AIオンデマンドバス「のるーと足柄」(KNOWROUTE)がサービススタートしました。
のるーと足柄エリア公式
このAIバスは、決まった路線や時刻表がなく、町内240か所に乗り降りできる地点が設置されており、電話かスマホアプリで行き先や時刻を予約すると、その時間に合わせてAIが最適なルートを作成するのだそう。
そしてその作成されたルートをドライバーが運転するという交通サービスです。バスの待ち時間や目的地までの到着予想時間もアプリで確認できます。
このAI乗り合いバスは10月23日から3年間実証運行される予定で、乗車料金は大人300円・小学生100円など、お得な定額制の「パスポート」もあります。
AIがルート作成の乗り合いバスが運行開始へ 松田町 tvk News Link【公式】 – YouTube
大阪府・豊能町でAIバスの実証実験スタート
2023年10月17日、大阪府・豊能町と阪急バス、京都タクシーの連携により、すでにオンデマンド交通「HANI+(ハニタス)」の実証実験が開始となっています。
HANI+(ハニタス) – 阪急バス
のるーと足柄と同じくAIが予約に応じてルートを作成し、ドライバーが運転します。8人乗りのワンボックス車3台で実験開始。料金は大人300円、小学生以下は100円。
大型免許が必要ないため、運転手を確保しやすいのだそう。この実証運行は2024年2月19日までの4か月間おこなわれます。
2月に無償の試験運転がされており、約1か月でアプリ登録者は2069人、延べ3214人の利用があったそうです。1日の平均利用者数は約110人。
2月1日、豊能町でAIオンデマンド交通「HANI+(ハニタス)」の出発式を行いました!
— 阪急バス【公式】 (@hankyubus_info) February 6, 2023
実験期間中は無料なので、ぜひご利用ください。
▼ご利用方法など詳細はコチラ▼https://t.co/OnGsC4wm40 pic.twitter.com/NigLO84ZlZ
このニュースをみた人からは、「実験としてはおもしろいから楽しみ!」という声や、「長く歩けないので希望の時間に近くまできてもらえてベンリ」という高齢者の声があがっています。
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