ここでは、日本で2022年11月8日に皆既月食があったけどつぎはいつ?という人向けに、先日の皆既月食についてのツイートやライブ配信のようすと、つぎにみられる皆既月食や皆既日食の日にちをご紹介いたします。
「皆既月食+惑星食」だったのは442年ぶりとのこと。しばしのロマンに世界中で感動が巻きおこりました。つぎに月と惑星がコラボするのは2344年だそうです。
つぎの皆既月食(2025年)と皆既日食(2035年)も元気でみられるといいですね。
皆既月食
「月食」とは月と太陽のあいだに地球がはいりこんで、月を照らす太陽の光を地球が遮ってしまう現象で、満月のときにのみ起こります。
「皆既月食」は、月全体がその地球の影におおわれるんですよね。
日食とは違って月食は月がみえるところなら世界中で同じ食をみられるそうです。
442年ぶりの天体ショー
2022年11月8日の「皆既月食」では、皆既食中に天王星が月に隠れてしまう、「惑星食(天王星食)」が同時に起こりました。
この皆既月食と惑星食のコラボはなんと442年ぶりで、つぎにコラボするのは322年後の2344年7月26日だそうです。そのときのコラボ惑星は「土星食」とのことです。
天王星って土星よりも遠いのに、惑星食のおかげでみつけやすかったのですね。
皆既月食でなかったら月の明るさで惑星みえませんからね。
つぎの皆既月食
惑星食はありませんが、つぎの皆既月食は2025年9月8日にみられるそうです。
2025年09月08日 皆既月食 日本で見える
引用(抜粋):国立天文台
2026年03月03日 皆既月食 日本で見える
2029年01月01日 皆既月食 日本で見える
2029年12月21日 皆既月食 日本で見える(月入帯食)
※月入帯食とは、月食の途中で月が欠けたまま沈んでしまうこと。
惑星が月に隠れる「惑星食」はよく起こっているようですね。
水金火木土とたくさんの惑星がありますからね。
11月8日の皆既月食では、19時過ぎに皆既食が始まって赤胴色の月になりました。
20時ごろが食の最大で、21時前に皆既食が終わって、左から少しずつ明るい月に戻っていきました。
今回の天体ショーは4時間弱のあいだ繰りひろげられたんですよね。
ライブ配信とツイート
各地でライブ配信もありました。天王星もばっちり映されていてきれいです。
皆既月食×天王星食 / total lunar eclipse×Uranus eclipse – YouTube
皆既月食中はたくさんの人々がツイートしていました。
ツイートでちょくちょく皆既「日食」っていってる人がいておもしろかったです。
昨日の月食の最中に起こった天王星食の動画です。
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) November 9, 2022
皆既月食の赤い月に青緑の天王星が隠され、月がまるい満月の形にもどるようすです。
100分間の変化が20秒で再生されます。
(昨日望遠鏡を使って撮影) pic.twitter.com/Z1FLGLOIXt
ほほえましいツイートがありました。
月食撮ってた若いカップルが「もっと近くで撮ろうよ」って月の方向に歩いて行ってて草
— ボノボ (@SUSYwakewakaran) November 8, 2022
頑張れ👍
442年前の「皆既月食+惑星食」のコラボがあった1580年(天正8年)は、
織田信長(46歳)
豊臣秀吉(43歳)
徳川家康(37歳)らが生きていた時代だったそうです。
この時代の人もロマンを感じていたのか、それとも不吉なことが起こると恐れられていたのでしょうか。
それから、皆既月食中は月にいる人はどんな景色がみられるのでしょうか。
太陽がぜんぶ地球に隠れる皆既日食になりますよね。
もしつぎに月面着陸する人がいたら、ぜひ皆既月食中にいってみてほしいですね。
皆既日食
「皆既日食」とは、太陽と地球のあいだに月が入りこんでしまう現象です。
月がすっぽり入って太陽全体が隠れてしまう「皆既日食」と、太陽のほうが月より大きくみえる「金環日食」があります。
皆既日食もなかなかみられませんよね。
日本では10年ほど前に金環食がありました。
つぎの皆既日食
日本の本州で皆既日食がみられるのは、2035年9月2日でなんと148年ぶりだそうです。
北陸から関東にかけて10時4分に皆既日食がみられるとのこと。
前回の日本の皆既日食は北海道で、1963年7月21日にあったそうです。
本州での皆既日食はそれよりうんと前の1887年8月19日にあったきりなのだそうです。
2035年9月2日の皆既日食は、北陸や関東以外では「皆既」ではありませんが、ほぼ太陽が隠れる極めて大きな部分日食を楽しむことができるようですね。
太陽が隠れて暗くなったときに、太陽の左下に金星がみえるそうです。
日本でみられる皆既日食や金環食
2030年06月01日 金環日食 北海道で
引用(抜粋):日食ナビ
2032年11月3日 部分日食 北海道で大きく欠ける
2035年9月2日 皆既日食 北陸から関東にかけて
2041年10月25日 金環日食 日本の本州中央部で
2042年4月20日 皆既日食 鳥島や日本の南海上で
2047年1月26日 部分日食 日本全国で大きく欠ける
2063年8月24日 皆既 北海道南部と東北北部で
2070年4月11日 皆既 南西諸島から日本列島の南海上で
2074年1月27日 金環 鹿児島県南部で
2085年6月22日 金環 沖縄で
2089年10月4日 皆既 先島諸島の近海で
2095年11月27日 金環 本州の西部と四国で
2186年7月16日 皆既 7分29秒つづく最強の皆既日食
2231年3月5日 金環 日の出後に北日本一帯で
2312年4月8日 金環 2012年の金環日食の再来か
2361年3月8日 皆既 近畿では500年ぶり、細い皆既帯が列島を縦断
2413年10月25日 金環 北海道と東北北部で
2685年3月27日 金環 金環帯が列島沿いに進む
2762年8月12日 皆既 北陸、信越、関東で6分の皆既日食
さいごの2762年は740年後…。
人生100年として7回以上生まれ変わらないとみられませんね!
こちらのサイトを参考にさせていただきました
国立天文台
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