ここでは、ポン菓子ってなに?という人向けに、ポン菓子の由来やつくりかた、実際に巡回販売の業者さんにつくってもらったポン菓子を紹介いたします。
昭和のころにはよく見かけましたが、今となっては珍しい光景ですよね。
お米と砂糖だけでつくるので、安心して食べられます。
ポン菓子とは
みなさんも子供のころによく食べたのではないでしょうか。
懐かしい『ポン菓子』の巡回業者がやってきました。
軽トラに「穀類膨張機」と呼ばれるポン菓子製造用の器具を乗せて、
米を入れてしばらくすると、ドカーン!といって出来上がるあのポン菓子です。
できあがり
うちは米5号と砂糖おおよそ500gで作ってもらいました。砂糖は黄褐色の三温糖
出来上がりはだいたい45リットルのポリ袋半分ほどです。もっとかな、かなりの量です。
これで800円!
おじさんにきくともう30年になるとのこと。
このご時世なのに「値上げはしない」とおっしゃっていた。
ポン菓子の由来やつくりかた
「穀類膨張機」とは、回転式の筒状圧力釜です。
生の米などを入れて加熱し、加圧後ハンマーで叩いて蓋を解放、一気に減圧する。
このときのドーンという爆発音からポンまたはドン菓子、ポンポン菓子、ばくだんと呼ばれるようになりました。
ポン菓子は、1901年にミネソタ大学の研究者アレクサンダー・ピアース・アンダーソン氏が穀物を使った実験で失敗したときに偶然発見されたものだそうです。
のちに特許を取得し商品化されました。
失敗したとき偶然…というのがおもしろいですよね。
ガラスなどが散乱したなかに、米がポン菓子に変身しているのを見つけたのかしら。
大正から昭和にかけて定番のお菓子として子供たちに人気がありました。
日本陸軍では携帯用の糧食としてポン菓子を押し固めたものが使われていたそうです。
市販でも売っていますが、やはりつくりたては何倍もおいしいですね。
💡しけったら数秒レンジにかけるとさくさく感が復活します。
現在ではポン菓子の巡回業者を見かけることはめったにありません。
悲しいことに現代ではあの「ドカーン」を騒音として通報する人もいるとききました。
そういえば、盆踊りや運動会にもクレームがくるそうですね。
お祭りや催しなんてその日だけのことなのに、と思いますが深刻な理由があるのでしょうか。
うるさいといわれたことに腹をたててわざと騒音をたてる人がいますが、ポン菓子も盆踊りも運動会も嫌がらせでやってるわけではないので、世知辛い世の中だなと思います。
ポン菓子はポップコーンやジャイアントコーンの仲間だそうですが、麦チョコもポン菓子の仲間なんだそう。
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