ここでは、『Banksy(バンクシー)』ってなに?という人向けに、謎の路上芸術家といわれている正体不明のアーティストをご紹介いたします。
世界各地の外壁などに、いつのまにか描かれている、風刺画のような「落書き」。
他人の家の塀に「落書き」なんてしたら、迷惑行為で通報されかねないのですが、『バンクシー』にいたっては例外といわれています。
なぜならこの「落書き」は貴重なアートとして高額で落札されているからだそうです。
『Banksy(バンクシー)』とはアーティスト
イギリスを拠点に活動しているアーティストで、その正体は謎につつまれています。
正体不明とはいえ公式サイトやインスタグラムがあり、そちらで作品が公開されています。
公開されることで、バンクシーの作品だと確認できることがあります。
バンクシー公式サイト
http://www.banksy.co.uk/
バンクシー公式インスタグラム
https://www.instagram.com/banksy/
最新の作品のニュース
ロンドンの作品が公表1時間足らずで盗まれる
2023年12月22日バンクシーのインスタグラムにてロンドン南部の交差点にある道路標識の作品を公表したところ1時間足らずのうちに盗まれました。2人組の男性で白昼堂々人通りがある中での盗難だったということです。
ウクライナの首都で発見
2022年11月11日 バンクシーのインスタグラムに作品が投稿されたことで、バンクシーの作品だと確認されたようです。
そしてなんとこの作品が描かれている瞬間が、住民によって目撃されたというのです。目撃者によると「5人組だった」とのこと。
このニュースにより、バンクシーは単独のアーティストではなく、チームで活動している可能性が浮上し、バンクシーは実は世界中にいるのではないかと噂されています。
新作は現在7点みつかったそうです。
BBCニュース – ウクライナの破壊された建物にバンクシー新作、がれきの中で体操選手が逆立ちhttps://t.co/cJVcaOHTED
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) November 13, 2022
日本でもみつかっている
日本でも、「バンクシーの作品かもしれない絵」が全国でみつかっているそうです。
・東京都港区の防潮扉の「ネズミの絵」
・千葉県印西市の「双子公園」公衆トイレの壁の「猿人」(現在は消されている)
・千葉県九十九里町の防波護岸の「少女と風船」に似た絵
・香川県高松市香川県高松市の「ネズミの絵」
・兵庫県西宮市の阪神西宮駅近くの高架下の縁石に「ネズミの絵」
東京芸術大学の毛利嘉孝教授によると、2018年末に東京都港区の防潮扉で発見された「ネズミの絵」はどうやら本物であるようです。
バンクシーの作品集にこの「ネズミの絵」を反転させた絵が紹介されていて、ボルトやシミも一致しており、「Tokyo 2003」の記載まであるとのこと。
日本で発見されたバンクシーのニュース
バンクシー本物?全国で発見相次ぐ 自治体は困惑も – 日本経済新聞
これはバンクシーの作品? 東京の駅近くで発見 – BBC NEWS JAPAN
そのほかバンクシーのニュース
バンクシーの新作、英病院に登場 医療従事者に感謝のメモ – BBC NEWS JAPAN
シュレッダーされたバンクシー作品、25億円で落札 総額は過去最高 – BBC NEWS JAPAN
チンパンジーばかりの英議会、バンクシー作品が過去最高額で落札 – BBC NEWS JAPAN
さいごに
バンクシーの作品が自分の家でみつかったらどうしますか?家ごと資産価値があがったりするのでしょうか、、
まあ、アートといっても壁や塀の所有者の考えかたによりますがね。いくら貴重といわれても落書きは落書きにしかみえない人もいます。
いつのまにかこっそり描かれているため、ただの落書きだと思われ消されてしまうこともあるようです。バンクシーにとってこれは想定内のことで、消されることも含めてのアートなのだとか。
電車内に描かれたバンクシーと思われる作品が清掃業者に消されたというニュースもありました。
落書きは犯罪行為であり、器物損壊罪にあたります。それゆえ作品の価値については慎重に検討する必要があると指摘されています。
ただのいたずら書きと、バンクシーのようなアートとの線引きがむずかしいといわれているためです。
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